2014/01/22

Blogger画像劣化の謎(解決編)

Bloggerでjpeg画像をアップロードすると画質が劣化する問題は、

Picasaが原因でした。
正確に言うと、
Google+の設定が問題でした。
もっと正確に言うと、
問題ではありませんでした。

PNGで劣化が起こらないのは、
PicasaがPNGの自動補正に対応していないだけ。

BloggerはGoogleが提供するブログサービスであるため、
Bloggerを使用してブログを開設するためには、
Google+のアカウントを作成する必要があるのですが、
Bloggerでアドレスを取得してからは、
Bloggerダッシュボードなるコンソールで
ブログを編集することになるので、
Google+とは独立したサービスなのかと思っていましたが、
全然そんなことはありませんでした。

Bloggerでアップロードした画像は、
なぜかGoogleの画像アップロードサービスである
Picasaに転送され、
Picasaのストレージから
このブログに貼り付けられるシステムになっています。

このことは以前から知っており、
Picasaで全世界に公開するのと
Bloggerで全世界に公開することに有意な差はないので、
気にもとめていませんでした。

ところがPicasaは、
アップロードした画像すべてに
デフォルトで補正をかける素敵仕様だったのです。

補正はおそらくレベル補正で、
補正量が大きすぎるか、
アルゴリズムがお粗末なため、
暗部を持ち上げすぎたり、
色調を変化させてしまったものと推察。

単純にRGBそれぞれのチャンネルで、
最も明るいドットを255最も暗いドットを0に補正しているだけだと思われ。

そのため、元々緑(G)と赤(R)が強い写真では、
青(B)にしか補正がかからず青っぽい画像にな…

ったのが、福寿草の画像。
福寿草が黄色いこと、落ち葉が茶色っぽいことから
黄色(G+R)には補正がかからず、
青(B)に補正がかかった結果、
青みがかった写真になってしまったわけ。

もう少し上等なアルゴリズムなら、
補正率の調整を行って色味を変えないようにするんだろうけど、
ちょっとお粗末な補正具合。

一般ユーザーは満足しているんだろうか。
GoogleはAdobeでも買収してはどうか。

それはさておき
私はGoogle+もPicasaも使ってないので、
Picasaが悪さをしているらしいと解っても、
どうしたら良いのかと思案していると、
Google+の設定に、
「自動補正:
という項目が、
クリックするとポップアップで、
「自動補正はすべての写真に適用されるとは限りませんが、デフォルトでオンになっています。」
との説明が。
 
既存の写真はGoogle+のコンソールから補正を外してさあ終わり、
と思ったら、
自動補正が直ったのはPicasa内のみで、
Bloggerの写真に変化はない様子。
泡盛升麻だけ張り直してみたが、
あとは面倒なので、そのまま放置。
 
もうちょっと早く気づいても良さそうなもんだが、
ちょっと頭の回転が遅かったようで。
 
検索にしても
'Blogger' '画像劣化'だけじゃなくて、
'Picasa'を加えるだけで、
そんな情報いくらでも発見できたのに!
 
ん、長い?
要するに最初っから設定はよく見ろって話。
 
謎はすべて解けた。