2014/12/28

麋角解

冬至次候(65候)
さわしかの角おつる。
昨日から65候


麋ことヘラジカは日本にはいない。
鹿の角のように立派な蝋梅が咲き始めていた。
時期的には少し早い。


蝋細工のように繊細な花弁と、
芳しい匂いはこの時期の潤い。


個人の庭に咲いていたのを見ていたら、
物欲しそうだったからだろうか
お家の方が枝を手折って下さった。


もったいないことに二つ三つ落としてしまった。
素心蝋梅だろうか。
しっとりとした花弁が美しい。

2014/12/27

ヘッドパーツメンテナンス

引き続き体調不良につきヘッドパーツのメンテナンス。
構造としてはインターナルヘッドセット。


トップチューブの上下内部にヘッドパーツがあるタイプ。
トップチューブの下塗装が剥げているのは、
ブレーキアウターで擦り続けた結果。
塗装を超えてフレームまで削っている様子。


ダストキャップとフォークスリーブを外すと上ワン。
プラスチックのシールをドライバーでこじって外す。
fool proofの役割もあるのかもしれない。


上ワンとベアリングリテーナーが一緒に外れた。
グリスは相当腐っている様子。


手前が上ワン。
酸化皮膜が少し剥げているが虫食いという感じでもない。
ベアリングも特別傷や偏心はなく状態は良い。


上玉押しが少し虫食い気味。
トップチューブに圧入されているので、
交換したくても素人としては手を出しにくいところ。


洗浄してグリスを詰め込んで元に戻す。


フォークスリーブ挿入。


擦り切れ気味のダストキャップをはめる。
ここは交換したいところ。


下ワンと下玉押しも同様にクリーニングしたら、
ステムをはめてトップキャップを締め込む。
ステムの上に乗っているのはステム付属のスターファングルナット。


ST-M972。
ああなんて美しい。


とりあえず今日はここまで。
中国から荷物が届くまで待ったものかどうか。


いろいろ面白い足利郵便局。
今回は不在連絡票が投函されないという不手際。

この不在連絡票は隣の家に入ったんだとか。
EMSだから追跡できたものの、
EMSじゃなければ一体どうなっていたのやら。

そしてもう一月経つChina Postは一体どこに行ったのか。

2014/12/24

乃東生

冬至初候(64候)
なつかれくさ生ず。
一昨日から64候。
乃東が枯れてから半年。
乃東など全く見つからない。


寒小桜?(不安)
久々に花を見た。


白孔雀?(不安)
寒い朝でも少し足を伸ばして散歩するだけで、
こんなに花が見つかる。

2014/12/21

トルクスレンチ変形

体調不良と寒さのおかげで、
この週末はメンテナンスに時間を割くことにした。
これじゃ先週と一緒だ。


チェーンリングの清掃をしよう!


インナーリングの固定ボルトが堅すぎる。
ロックタイトの緑?
ネジが回り始めてからも堅さが続く。
何とか外れたが…


んん?


曲がってますけど…。


一応クロムバナジウム鋼なのに。
一体どんな工具を用意すれば良いのか。
インパクトレンチにクロモリソケットとか?


とりあえず今日は挫折しておこう。
それにしてもRD-M972は美しい。

2014/12/17

鱖魚群

大雪末候(63候)
さけのうお群がる。


鮭が渡良瀬川を遡上していたのはもう一月以上前。
先月末ぐらいまでは力尽きた姿もちらほら見えたが、
すべて海に還っていった様子。

昨日は風花が舞って、
足利にも初雪が降った。
今日はいつもにまして風が強く、
早く暖かい事務所に戻りたい。

2014/12/14

スプロケット交換(Bianchi Settimo)

あまりの寒さと体調不良もあって、
この週末はメンテナンスに時間を割くことにした。


いろいろあってフレームだけ。
高知修習以来の解体なので実に7年ぶり。


03モデルのなんちゃって29erMTBだが、
塗装がパールマイカだったり溶接痕加工してたり
意外に気が利いている。
当然レパルトコルセではなくCEJの企画もの。


BB裏も綺麗。
これはフレームナンバーの備忘録。


投票行って解体が終わったらスプロケ交換。
使用工具は上の通り。
手袋は牧場勤務時代にA-COOPで奮発した奴。
軍手の10倍ぐらいした記憶。


チェーンレンチで古いスプロケを押さえて、
スプロケットロックナットを回す。


古いスプロケは縛っておくと保管しやすい。
なんだかプレゼントっぽい。


フリーボディに薄くグリスを塗ったら、
スプラインに沿って押し込むだけ。


あとはロックナットを工具で回すだけ。
新品の輝き。


クイックを戻したら完成。


次はRD...
シャドータイプは初めてなので、
無性にわくわくする。

2014/12/12

熊蟄穴

大雪次候(62候)
熊穴にこもる。


熊もさすがにこの寒さでは冬眠しないわけにも行かないはず。
期日が忙しくないうちに処理しなければいけない事件が多数あるのに、
寒さのせいかなかなかうまくいかない。

写真はバラにも見える山茶花。
寒椿にも見えるが散り始めると違いは一目瞭然。

2014/12/08

閉塞成冬

大雪初候(61候)
そらさむく冬と成る。
昨日から61候。


凍えんばかりの寒さだが閉塞感はない。
枝垂れ桜も蕾の準備中。


渡良瀬川もすっかり冬の様相。
渡り鳥だろうか。

2014/12/02

橘始黄

小雪末候(60候)
たちばなはじめて黄ばむ。


節操のない常緑なので、
黄色くなるのは実だけ。

文旦かな?
橘が柑橘類系を総称しているなら、
これも橘のはず。


久々に快晴だが風が激しくて寒い。
師走とはよく言ったもので、
忙しすぎて死にそう。