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2017/06/11

ディレイラーハンガー交換&渡良瀬川CR情報



リアディレイラーを保持しているハンガーが曲がった。
この状態で手前側に倒れるとそうなる。
自分の学習能力の低さには呆れるばかり




幸いにもリプレーサブルなのでエンド金具の予備がある。
ビアンキストアで3500円ぐらいだっただろうか。
青アルマイトが良かったのだが補修部品としては存在しないらしい。




ほんのこれだけ曲がっただけで、
チェーンがフレーム側に落ちる。
アルミなので破断リスクを考えると修正もかけにくい。




RDはT25
エンド金具締結ボルトは六角2.5




穴を浚っておこうかどうか考えたがカーボンなので止めた。




交換終了。
遊び心が足りない。




変速は好調。
渡良瀬川CRは福猿橋から川崎橋まで右岸工事につき左岸通行のこと。
左岸は一般車両が入ってくるので注意されたい。
川崎橋は上流側にしか歩道がないのでこれも注意。




ワシタカ類。
滑翔が美しい。

2016/12/18

KnogのOiはwingshapeハンドルには付けられない?

流行り物に弱いので、
KnogのOiというベルを買った。




サイクルショップタジマまで14km35分程の散歩。




ベルなのに圧倒的なオシャレ感。
音も若干濁るが悪くない。
そりゃ流行るわ。




取り付けには2.5mmの六角が必要。
シムと同梱されているので持って無くても大丈夫。
ただハンドル周りは狭いので、
ボールポイントのものを別に用意した方が作業が楽。




FSAのK-wing。
ウイングシェイプであるだけでなく、上にオフセットしている。


店員に現物を見せて「大丈夫付けられる」とのことだったので買ったが…
物理的には付くが、ベルが鳴らない。




取説を読むとエアロハンドル×斜め取り付け×
そりゃK-wingには付けられないのも当然。




このベルは金属プレートを支える三点のバネと中心にある支柱で、
反響を制御している様子。
クランプ径が31.8を少しでも超えると支柱が金属板に触れ、
全く反響しないので音が鳴らない。




仕方が無いので
FSAのCarbon Proに装着。
こちらもウイングシェイプハンドルだが、
中心部は普通の31.8径の円になっているので、
装着できるし音も鳴る。


というわけで
KnogのOiはK-wing等の変態ハンドルには付けられないのでご用心。
なお、ウイングシェイプであってもエルゴ付けたままで装着可能なので、
作業性はとても良い。

2016/12/06

エルゴパワーフード交換(着脱)

仕事が煮詰まったので、
誰も居なくなった事務所でErgopowerのラバーフードを交換した。
バーテープ外すの面倒なので,このまま交換。








campagnoloの純正スモールパーツ(EC-SR500CB)を使用。
ウルトラシフト(コーラス以上)とパワーシフト(アテナ以下)で型番が違うので注意。
サードパーティー製品もたくさんあるが,
クッション性能もグリップ性能も耐久性能も純正のほうが上なので,
特別な色じゃない限りサードパーティー製品を買う理由がない。
このcelesteについては国内で正規流通してないかもしれなので,
Bianchi派の皆様は海外通販でどうぞ。




使用した工具はこちら。
全部タイヤレバーだが,
上からカンパ純正,GIYO,パナレーサー。




まずは外す。もったいないので切らない。
エルゴの角が尖がっていてフードを傷つける可能性あり。
あとこの溝にラバーが引っかかる。




ので養生テープで保護。
程よく滑るのでぜひ張りたい。
純正工具で治具がありそうなぐらい引っかかるので注意。




Thumb Shift Lever部分から外す。
サムレバーの下に滑り込ませ,
引っ張りながらサムレバーを下にクリックしてフードをまくり上げる。




こう。




このままでは抜けないので一旦戻す。
次にフード下部を手前にずらす。
新品だと反対側の下部分が接着されていることがあるので注意。
ほんの一部だけなので,カッター等で簡単に剥がせる。




あとは力任せに引っ張る。
詰まったらタイヤレバーで抉る。




ここら辺まで引っ張れば大丈夫。




後ろ側をめくりあげて一気に外す。




外れた(爽快感)。




続いて装着。
靴下かな?




後ろ半分をめくりあげて,押し上げる。




ある程度まで上がったらめくれた部分をかぶせて後ろに引っ張る。
タイヤレバーも使いながら力任せに。




指が痛い。




サムレバーを通す。




完成。




ちょっとチェレステがうるさいので,
次のバーテープは黒かな。
黒フードに戻すのは…面倒すぎるので却下。

















2015/07/05

バーテープ交換

いろいろあってバーテープがちぎれたので交換。
去年もこんな時期に交換していた。
梅雨時はメンテナンス。


家に戻る時間もないので、
事務所内作業。
ケーブルアウターがハンドル内を通っているので、
ケーブル処理は不要。


Lizard SkinsのDSP2.5mm。
買った当時は定価3000円だったが、
強烈な円安でもう定価4000円。
ウイングタイプのハンドルで、肩までしか巻かないので、
二巻き入りのバーテープは一巻きで足りる。


下外上外…
この手のバーテープは、
通常のコルク(ウレタン)系バーテープの倍ぐらいするが、
強度が高く、薄め(堅め)に巻くのが容易。
コルクタイプを何本も引きちぎっている自分でも、
これを引きちぎったことは今のところない。


巻きはじめの処理はこんな感じ。
内側か下に端が来ると処理が綺麗。


下外上外はやめて下内下内にしてみた。
理由はまだない。


ブラケットをクロスしてないので、
裏表ともに三角形の隙間ができる。


ここの処理は一般的には
「長方形の端切れをU字にして表裏を挟む」が、
ブラケット裏が厚くなると窮屈なので、
三角形の端切れを巻き込む。


終端処理。


電気化学工業株式会社製のビニールテープ。
ステマではないが、商品名は「ハーネス用ビニテープ」。
何年使っても糊がわかない凄い奴。


このビニテが優秀な点がもう一つ。
引っ張ると少し伸びるが、それ以上は伸びず、
かなりきつめに巻いても切れない。
 

上から化粧用テープを巻いて完成。


ブラケット裏も綺麗に処理。


ブラケット表も綺麗に処理。
始端にエンドプラグ打ち込んで終わり。


完成。
労働保険料の申告と後見事務報告をやったら帰ろう。
しかしやる気がでない。

2015/05/24

ExalithとExalith 2 の違いとブレーキシューの話

ExalithとはMavic独自のリムブレーキ面加工のこと。
初出は2011モデル。

Mavicの技術というよりは、
どこかのアルミ硬化技術をMavicが独占使用していたという話で、
Campagnoloも最近MILLE(FULCRUM名義だとNITE)という
黒色硬化リムを出してきた。
その正体はプラズマ電解酸化皮膜(PEO)処理だと思われ。


これはCosmic Carbon SLE(2012)。
洗濯板模様がExalith独自。
消しゴムのようにブレーキシューパッドを削るが、
制動能力は圧倒的で、
雨が降っていても降っていなくても驚くぐらい効く。
セラミックやハードアルマイト(CD)なんて相手にならないほど。
音鳴りとシュー浪費さえなんとかなれば、
アルミリムでExalith以外を買う理由が見当たらない。
なおSHAMAL MILLEは使ったことがないのでわからない。
 

リム幅(外-外)は18.91mm。
ニップル穴があるので、
リムテープ必須。


Exalith 2は2014モデルから。
これはKsyrium 125。
((((だった洗濯板模様がだいぶ直線気味に。
よく見ると凸凹模様の目が細かい。
シューを削る能力は大分低くなった。
その割には制動能力は落ちていないので、
正常進化と言えるかもしれない。


ISM4Dなる加工で、
ISM3Dまでの切削加工がなくなった。


リム幅(外-外)は19.59mm。
剛性を上げるためか、空気抵抗を下げるためか、
25Cに対応するためかよくわからないが少し幅広に。
ニップル穴がないのでリムテープ不要。


シューは専用が必要だと書かれているが…
右が純正Exalithシュー(ペアで約3000円:当時の国内販売価格)
左がSwissStop Race Pro(2ペアで約3300円:当時の国内販売価格)


どっちも同じ緑色。
どう見ても素材一緒。
表面のパターンが違うだけ。


ところがMavicの正規代理店であるアメアスポーツジャパンは、
「同じものではない。」
「純正以外を使ったら保証しない。」
「純正じゃないシューだとリムの寿命縮む。」
との厳しいお達し。


確かに厚さは違う様子。
こっちが純正Exalithシュー(カンパ用)


これはRACE PRO。


答えはSwissStopの公式HPの中に。
シューの材料はどちらも同じ「GHPII」でOEMと明記。
リムの接地面が独自かといえばそうでもない。
RACE PROの前モデルRace2000と同じパターンの使い回し。
同じ金型で同じ素材だと高く売る理由がなくなるので、
わざわざ旧型の金型を使ったのだと思われ。


 純正Exalith2(ペアで約3400円:現在の国内販売価格)


Exalith2になって黒くなりましたね。


厚さやパターンはRACE PROもExalith2も一緒。
金型も諦めて同じものにしたらしく、
RaceProの刻印がある。


どう見てもORIGINAL BLACKです。
どうもありがとうございました。

GHPIIを採用したら削れる削れるとクレームが煩いので、
堅くて(効きが悪い。)安いORIGINAL BLACKにしたと思われ。
堅いシューだとリムの寿命縮むんじゃなかったけ?

価格と性能はGHPII>ORIGINAL BLACKなのに、
値段は高くなる(為替を考えると微増かもしれない。)という、
鬼のような所行。

まあSwissStopのRACE PRO(GHPII)を買い込んであるので、
当分Mavicやアメアスポーツジャパンを儲けさせることはないけど。


整理すると,
Race2000(GHP:2009でディスコン)
RACE PRO(GHPII:2010~)
初代Exalithシュー(GHPII:金型Race2000流用:2012~)

Exalith2シュー(ORIGINAL BLACK:金型RACE PRO流用:2014~)
値段は下に行けば行くほど高い。
因みにシマノ互換はFlash Proだが、
やっていることは一緒。

自己責任だけど、
どう考えても買うべきなのはSwissStopのRACE PRO(=Flash Pro:GHPII)。

なお、Mavicがきちんと計算してRACE PRO(ORIGINAL BLACK)を採用したなら、
Exalith2リムにRACE PRO(GHPII)を使うと効き過ぎることになるので、
そこらへんのことは十分に注意されたい。
RACE PRO(ORIGINAL BLACK)はかなり安いので、
更に財布に優しいですね。