2014/11/09

チェーン交換+チェーンリング交換

ようやく体調が少し良くなってきたかと思えば、
雨天で体を起こすのも怠い。

こんな日はメンテナンスに限る。


4年以上交換していないチェーンの交換だ。
といっても東京ではあまり乗っていなかったので、
大して伸びてもいないだろうと思っていたが、
そんなことは全くなかった。
12LINKの内内で133.24mm!


場所を変えても133.13mm
Campagnoloのマニュアルでは、
「132.60mmを超えたら即交換!死んでも責任取らないぞ!」
と書いてあるのでこれは大変。
このチェーンはKMCだが、
10sではカンパもシマノもKMCもほとんど同じはず(文責は負えない)。


早速ミッシングリンクを外す。
外す方はプライヤー(ミッシングリンクリムーバー)があると相当楽。
安いので純正を買うのが良いかと。


水平が適当なのであれだが結構伸びてる。
交換前がX10-70で交換後がX10-90。
ちなみに伸びると書いているが、
チェーンプレート自体は鋼なので人間の力では伸びない。
リンク部分が摺動して摩耗する結果、
少しずつ緩んで来るので伸びたように見える。


必要なのは108LINKなので、
6LINKを切るためにチェーンカッター。
これはLEZYNEの携帯11s用(11SPEED CHAIN DRIVE)。


カッターと言ってもリンクピンを抜く(押し出す)だけなので、
10s用だろうが11s用だろうが一緒。
逆はサイズ問題があると怖いのでちょっと躊躇う。


あとはミッシングリンクで繋ぐだけ。
繋ぐ方はプライヤー(ミッシングリンクコネクター)なくても良いけどあると楽。
特に新品のリンクはリンクを一度ドライブトレインの上側にして、
踏み込まないと嵌まらないので要領がわからない人は素直に買うべき。


12LINKで132.27mm…結構長いな。
0.75%伸びで133.26...。
なんだ丁度良い交換時期だったのでは。


ミッシングリンク部分を入れても結果は一緒。
カンパとはローラー径が違うのだろうか。


チェーンはアウタープレート2枚の内側に
インナープレート2枚があり、
その真ん中にローラーがあって、
中心をリンクピンが貫いているので、
ノギスをプレートとローラーの間に挟むと正確な数値が出ない。


このようにローラー中心部を計るのが理想。
遊びがあって押しつけないと正確に測れないので、
サムローラー付きのノギスがおすすめ。
使っているのはミツトヨのCD-S15CT 500-454


ついでにチェーンリングアウターも交換。
SL-K PROからK-Forceにグレードアップしてみた。


裏面CNC加工が美しい。


ん?切削少なくないか。
明らかにSL-Kの方が切削に手がかかってるし変速加工も深い。
これは騙された...。


今回の使用工具。
T30とHex6mmはチェーンリングボルト交換用。
台所での作業が寒くて大変な時期になってきた。